Step7 取締役・監査役を選任する
Step7 取締役・監査役を選任する
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取締役は、株式会社の一機関であり、取締役会を設置していない株式会社では、対内的に会社の業務執行を決定し、対外的に会社を代表します。取締役会を設置している株式会社では、対内的に会社の業務執行を決定する取締役会の構成員となり、代表取締役が対外的に会社を代表します。
一方、監査役は株式会社の一機関であり、取締役・会計参与の職務執行の監査(会計監査・業務監査)を行い、違法・不当な職務行為がないかを調べます。
取締役・監査役選任決議書の雛形とサンプルの記載例(発起人が1人の場合)
発起人が1人の場合は、取締役・監査役選任決議書を作成します。
取締役・監査役選任決議書
会社法第40条第1項の規定により、次の者を取締役・監査役に選任する。
取締役 ○○○○・△△△△・□□□□
監査役 ◇◇◇◇
上記事項を証明するため、発起人がこれに記名押印します。
平成○年○月○日
株式会社○○
発起人 ○○○○ 印
認印或いは実印を押印します。
発起人議事録の雛形とサンプルの記載例(発起人が2人以上の場合)
発起人が2人以上の場合は、発起人会を開催し、発起人議事録を作成します。
発起人議事録
平成○年○月○日午前○時○分大阪府大阪市中央区難波○丁目○番○号○○株式会社創立事務所において、発起人○名全員が出席し、発起人会を開催した。
引受株式の総数 ○○○株
出席した株式引受人 ○名
この引受株式の総数 ○○○株
定刻、発起人総代○○○○は選ばれて議長となり、開会を宣して、直ちに議事に入った。
第1号議案 取締役・監査役選任に関する件
議長は、会社法第40条第1項の規定により、取締役・監査役を選任したい旨を述べ、その選任方法をはかったところ、株式引受人の中から議長の指名に一任したいとの発言があり、一同これを承認したので、議長は下記の者をそれぞれ取締役・監査役に指名しその賛否を問うたところ、全員一致をもってこれを承認可決した。
取締役 ○○○○
取締役 △△△△
取締役 □□□□
監査役 ◇◇◇◇
なお、被選任者はいずれもその就任を承諾した。議長は、以上をもって本日の議事を終了した旨を述べ、午前○時○分閉会を宣した。
上記決議を明確にするため、この議事録を作成し、出席した発起人がこれに記名押印する。
平成○年○月○日
株式会社○○
議長 発起人 ○○○○ 印
発起人 △△△△ 印
発起人 □□□□ 印
認印或いは実印を押印します。