Step7 取締役・監査役を選任する

2014年5月28日

Step7 取締役・監査役を選任する

本ページは、定款で取締役・監査役を選任している場合は読み飛ばして次のStep8代表取締役を選任するに進んでください。
定款で取締役・監査役を選任していない場合にご覧になってください。
取締役は、株式会社の一機関であり、取締役会を設置していない株式会社では、対内的に会社の業務執行を決定し、対外的に会社を代表します。取締役会を設置している株式会社では、対内的に会社の業務執行を決定する取締役会の構成員となり、代表取締役が対外的に会社を代表します。
一方、監査役は株式会社の一機関であり、取締役・会計参与の職務執行の監査(会計監査・業務監査)を行い、違法・不当な職務行為がないかを調べます。

取締役・監査役選任決議書の雛形とサンプルの記載例(発起人が1人の場合)

発起人が1人の場合は、取締役・監査役選任決議書を作成します。

取締役・監査役選任決議書

会社法第40条第1項の規定により、次の者を取締役・監査役に選任する。

取締役  ○○○○・△△△△・□□□□
監査役  ◇◇◇◇

上記事項を証明するため、発起人がこれに記名押印します。

平成○年○月○日

株式会社○○

発起人 ○○○○  印
認印或いは実印を押印します。

発起人議事録の雛形とサンプルの記載例(発起人が2人以上の場合)

発起人が2人以上の場合は、発起人会を開催し、発起人議事録を作成します。

発起人議事録

平成○年○月○日午前○時○分大阪府大阪市中央区難波○丁目○番○号○○株式会社創立事務所において、発起人○名全員が出席し、発起人会を開催した。

引受株式の総数 ○○○株
出席した株式引受人 ○名
この引受株式の総数 ○○○株

定刻、発起人総代○○○○は選ばれて議長となり、開会を宣して、直ちに議事に入った。

第1号議案 取締役・監査役選任に関する件

議長は、会社法第40条第1項の規定により、取締役・監査役を選任したい旨を述べ、その選任方法をはかったところ、株式引受人の中から議長の指名に一任したいとの発言があり、一同これを承認したので、議長は下記の者をそれぞれ取締役・監査役に指名しその賛否を問うたところ、全員一致をもってこれを承認可決した。

取締役 ○○○○
取締役 △△△△
取締役 □□□□
監査役 ◇◇◇◇

なお、被選任者はいずれもその就任を承諾した。議長は、以上をもって本日の議事を終了した旨を述べ、午前○時○分閉会を宣した。
上記決議を明確にするため、この議事録を作成し、出席した発起人がこれに記名押印する。

平成○年○月○日

株式会社○○

議長 発起人 ○○○○  印
発起人 △△△△  印
発起人 □□□□  印
認印或いは実印を押印します。