Step6 株式の払い込みをする
株式の払い込みをする
定款の認証を受けた後は、株式会社設立に要するそれぞれの発起人の払い込み金額を金融機関に払い込む手続きを行っていきます。
払い込んだことの証明方法として、代表取締役が証明する払い込みがあったことを証する書面を作成する方法の他に金融機関から払込金受入証明書を発行してもらう方法があります。
本サイトでは、迅速かつ簡敏に行うことができる払い込みがあったことを証する書面の解説を行っていきます。
発起人代表の預金口座(通常、発起人のうち代表取締役となる方の口座を用います。)に他の発起人が資本金を払い込みます。
金融機関は、銀行、信託銀行、信用金庫、信用組合、農協、労働金庫、商工中金などで株式の払込事務を行っています。
発起人代表の預金口座に他の発起人が振り込みを行う場合は、各発起人の氏名が通帳に印字されるように振り込んで下さい。
払込みが完了した後に、代表取締役が払い込みがあったことを証する書面を作成します。具体的な払い込みがあったことを証する書面の記載例と雛形については下記をご参照ください。
払い込みがあったことを証する書面には、必要事項記載後、代表取締役印を押印します。
そして、(1)払い込みがあったことを証する書面を一番上にして、(2)資本金を払い込んだ預金通帳の表紙のコピー、(3)当該表紙の裏のコピー、(4)払い込んだ各発起人の氏名が印字されているページのコピーを(1)から(4)の順番で重ねて左端をホチキスで2カ所留めます。そして、各ページの継ぎ目に契印(割印)を施します。
払込みがあったことを証する書面の記載例と雛形の例文
払込みがあったことを証する書面
当会社の設立により発行する株式につき、次のとおり、全額の払込みがあったことを証明します。
設立時発行株式数 100株
払込みを受けた金額 金500万円
平成○○年○○月○○日
出資金の払込日以後の日付を設定します。
株式会社○○
設立時代表取締役 ○○○○ 印
登記所に届け出るべき印鑑を押印します。